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HOME > books > 『人生のサンタク 迷いがなくなる心理学』 津田秀樹

santaku.jpg 人生は選択の連続といえます。例えば毎日の通勤ルートも選択しているわけですが、これはおそらくほとんど多くの人が、「最も最短で行けるルート」という合理的判断を意識的にしていると思います。しかし人生で出くわす多くの場面は、通勤ルートのような選択ができるものばかりではなく、むしろ非合理的で、無意識的であることがほとんどではないでしょうか。
 人生における選択は、その後の状況に関わります。「あの時あれを選んだから今こんななんだ・・・。こっちを選んでおけば良かった・・・。」という思いになることもありますし、逆に「あの時こっちを選んでいたから今の自分があるんだ。」と思うこともあり、吉凶悲喜こもごもです。

しかしそもそも人生の価値とはどこにあるのでしょうか?

お金でしょうか?物でしょうか?
確かにそういったものも人生の価値です。無いよりはあった方のがいいものが多いでしょう。しかしありすぎて困っているという人生もあることを知ると、どういう人生の選択をしたらいいのかと思ってしまったりも。

 いろいろ考えてみると、結局のところ“後悔のない選択”ができることが一番で、それができれば結果はわりと許容できたりもしますし、内面の豊かさが出てくると思います。そういう意味では、選択をする権利は自分の手中にあるといっていいと思います。しかし実際にはどうでしょうか?誰かの意見に左右されたり、周りの目を気にしたり、自分の知らない無意識の衝動が、自分の本意ではない選択をしていたり・・・と、意外と自分の手中にあると思われている選択の権利は、心理という霧の中に包まれて、しっかりとその権利を行使していないことも多々あるのではないでしょうか。
 本書は選択の権利を自分の手中に取り戻すものです。心理的に陥りやすいクセやワナに気がつくことで、自分の心に従った選択ができるように工夫されたものです。一つの質問とその答えが一ページにまとめられているのでとても読みやすいです。しかし、少々簡潔しすぎて、その奥深さが伝わっていないところもあり、こころの癖を直すまでには何度も読み返す必要があるかと思います。または、著者の他の本(お薦めは『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 (アスキー新書) 2009年10月あたり)を参照してみると伝えたいことがさらに染み込んで、自分の人生に活かせるようになると思います。

本書のデータ

LinkIcon『人生のサンタク -迷いがなくなる心理学』
著者 津田秀樹
発行 PHP研究所
初版 2010年10月5日
価格 1200円(本体価格)

著者のご紹介

津田秀樹
筑波大学卒業。心理研究家。携帯公式サイト「本物の心理テスト」が大好評。『anan』(マガジンハウス)、『non-no』(集英社)などの雑誌の心理テストの作成、心理学的映画紹介、心理マンガ(原作)、就職適性検査の対策本の執筆、ニンテンドーDSのソフトのディレクションなど多方面で活躍中。著書に『本物の心理テスト』(洋泉社)、『心理サプリ』(秋田書店)、『ジーパンをはく中年は幸せになれない』(アスキー新書)、『精神科医や心理カウンセラーも使っている 傷つかない&傷つけない会話術』共著(マガジンハウス)など。
http://honbako.co.jp

著者のその他の著書

『精神科医や心理カウンセラーも使っている 傷つかない&傷つけない会話術』2010年9月
『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 (アスキー新書) 2009年10月
『理想の恋を手にいれるLOVE心理テスト 恋のサンタク (マガジンハウス文庫)』2009年1月
『「人生をやり直す」本物の心理テスト (宝島社新書)』2002年10月
『心理サプリ―本物の心理テストまんが編』2009年4月
『精神科医、心理学者、セラピストが使う本物の心理テスト 1問1答編』2007年2月
『漢字を書いて、脳を鍛える!―いちばん効果的な「頭のトレーニング」』2009年8月
『本物の心理テスト―精神科医、心理学者、セラピストが使う (夢・金・人編)』 2006年5月
『精神科医、心理学者、セラピストが使う本物の心理テスト「恋愛」 (宝島社文庫)』2000年9月
『本物の心理テスト12―精神科医、心理学者、セラピストが使う (宝島社文庫)』1999年10月